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2011.01.05

「日配」更新<事例2>

在留資格「日本人の配偶者等」の在留期間更新許可申請に関する事例

<事例2>
夫と別居し、既に婚姻関係は破綻しているが、日本国籍を有する長男の行く末を案じて、在留を希望した事例。
居住地:茨城県
入管:東京入国管理局(本局)
申請時期:2009年6月(2010年6月にも同旨の依頼を受けました)
事案概要:
タイ国籍の女性Aは、日本人男性Bと婚姻し、日本人の配偶者等・3年(2009年6月の依頼時点にて)の在留資格を有しており、18年の在留歴があります。
また、日本人の夫Bとの間には、高校生の長男Cがあります。
Aは、夫Bと2年ほど前に別居しました。居住地は夫Bとは別、長男Cとは同じになっています。
婚姻破綻の原因は、夫Bが女装を好み、やがて女性への性転換を希望するようになったことです。
別居時点で離婚届を提出し、日本人の実子を養育する者としての「定住者」への在留資格変更を求めるべきであったと思われましたが、長男Cが可哀想だとの理由で離婚届の提出は見送っています。
Aは無職・無申告で、滞在費支弁方法は本人負担であり、預金により生活していると述べたので、預金通帳を提出しました。この点、入管の受付段階ではクレームめいた発言がありました。少々心配でしたが、最終的には問題にはなりませんでした。
申請理由の主点は、以下のような趣旨でした。
「長男Cは、茨城県S市にあるN高等学校に通学しています。私の心配事は、Cの行く末です。私は、日本での在留歴が長いですし、せめて、Cが高校を卒業し、社会人として生活できるようになるまで、日本でその成長を見届けたいと思っています。」
本件でも、訴訟や調停は係属していません。
審査の結果:
申請後10日ほどで葉書受領。当時としては審査に時間が掛かったほうでした。
更新許可1年を付与されました。
2010年6月にもほぼ同旨の内容で申請し、更新許可1年を付与されました。

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